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STAFF BLOG赤井澤 剛のブログ

ニュージーランド 2話 星と人が教えてくれた私の小ささ(アカイザワ)

目で取り込む情報は心に大きく作用する。

ニュージーランドの南島ではそれを特に感じさせてくれた。

 

ケビンと車で南を目指す中でも多くの景色が胸を躍らせた。

 

そしてケビンと車で北島の最南端ウェリントンにきた。そこはまた街。決して悪くない。だが早く離れたい。

そのときの私は早く南島に行きたかった。 ニュージーランドは北島ももちろん綺麗だが、大自然の景色といえばやはり南島だろう。

ここでケビンとはお別れし、私はいち早く南島をめざした。

 

船に乗りこみ海を渡る南島の素晴らしい景色はここから始まっていた。

そしてたどり着いた南島の最北端ピクトン。この街は1日だけの滞在ではあったけれど、とても記憶に残っている街の一つだ。

透き通った海水と、それに飛び込む子供たち、それと一緒に泳ぐ野生のアシカ。その海辺の公園の芝で寝そべる人たち。

不思議とニュージーランドは裸足の人が多い。自分も裸足が好きでよく海外では裸足で過ごしていた。

普段当たり前のように履いているスニーカー、革靴、ヒール分僕らは地球から浮いているのかもしれない。外で裸足になってはじめて「地に足つく」を感じる。エネルギーをもらうことができるのだと思う。

地球からエネルギーをもらいながら、ここから車による旅がはじまった。

日本と気候が北と南が反対なニュージーランド。このときだんだんと寒くなっていた。

何日か一人でさらに南を目指す。

途中山の麓でキャンプをした。日中は天気もよく気温もさほど寒くは感じなかった。だが夜になると気温は氷点下。テントが凍る。

寒さで途中目をさますと外がほんのり明るい。不思議に思い凍てつく寒さの外に出るとそこには数え切れない星がつくる橋があった。

それまでみた星の中で圧倒的な綺麗さだった。そのときここは「日本ではないんだな。」と実感した。

 

圧倒的な星は私に「自分の小ささ」を教えてくれた。

 

 

途中登りたい山を登る。

 

Mt.brown

有名でもないここは人はほとんどいなかった。人のない山は静かに私を受け入れてくれる。

ニュージーランドの山は山頂まで行けないようになっているところがいくつかある。それは山頂だからといって山を一番綺麗に見えるわけではないと教えてくれているのだ。

 

車での移動途中、一人の女性ヒッチハイカーを見かける。

このとき私は自分に小さなルールをつくっていた。それは、ヒッチハイカーを見つけたら反対方向に向かう人であっても乗せるというものだ。

話が飛ぶが、わたしは英語が全く話せなかった。わかりやすくいうと、中学一年生の初めの『ABC〜Z』まで書くテスト以外全て赤点だった。つまり30点以下だ。

 

はじめはそんな私が海外を周れるか心配もあった。しかし勉強はしなかった。そこにはしっかりと理由がある。

 

周り終わったとき、旅の話をしたときにもし、英語が話せていたら、「話せない人が周れるか」どうかは経験していないので伝えることができないと思ったからだ。

 

帰国した今、「話せないで周る」を経験している私は胸を張って「話せなくても地球を感じ旅することができます」と伝えることができるのだ。

 

話を戻すが、私は英語ができなかった。だからこそ沢山生きた英語を聴き学びたかった。

 

ヒッチハイカーの彼女は私よりも若かった。話を聞くと驚くことに彼女は7ヶ月もの間一人で、ヒッチハイクと歩きだけで旅をしているという。自然がいくら好きな私でもそれは理解し難かった。

 

私はこのとき「いろんな人がいるんだなー」という抽象的な感想と、星とは違う「自分の小ささ」をおしえてくれた。

 

その後も多くの人に出会ったが、彼女のような人には会わなかった。

 

ここから私はいろんな景色をみたり人に会うたびに、自分の小ささを感じ、話を聞くごとに今までの常識や価値観をほぐしてくれた。壊すのではないあくまで「ほぐす」だ。

 

 

次回 ニュージーランド 最終話 国籍のちがう親友たちとの出会いについて書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございます。貴重なお時間ありがとうございました。

 

 

 

 

2019.06.12|スタイリスト

赤井澤 剛

スタイリスト
仙台市生まれ。山、風景写真、キャンプ、自転車、温泉巡り、雑誌集め、読書、行ったことないところ巡り、動物
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