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STAFF BLOG赤井澤 剛のブログ

東南アジア編 第5話 カンボジア 「悲惨な歴史を知り、現代を考える」

ベトナムからほどなくして到着したカンボジア、プノンペン。

旅をしている人はアンコールワットの経由地であり、治安もあまりいい情報がないらしく長居する人は多くないという。

しかしこの治安という言葉一つで地域を覆うにはあまりにも頼りない。あくまで人の言うこの治安は私感の集大成でしかない。

プノンペンに降り立つと、普段では目にすることのないほどの警官んたちがマシンガンを携え警戒態勢で警備に当たっている。旅行でここに来たら治安が悪いと感じてしまうのもうなずける。なんせ我々日本人にマシンガンは見慣れない人を殺める道具でしかない。

だからと言って殺伐としているわけではなく、優しい人は心から優しかった。

 

私はカンボジアで、ここプノンペンとシュムリアップだけの予定だった。

シュムリアップといえばアンコールワット。しかしそれには全く興味がなかった。母が見たいという景色を見せるためにすぎなかった。

私はプノンペンにこそ目的があった。それは『トゥールスレン収容所』と『キリングフィールド』

聞いたことのない人の方が多いかもしれないが、ここは人間が一番残酷な生き物であると決定ずける場所のように感じた。

 

 

 

トゥールスレン収容所は元々学校の建物で、そこを収容所として作りかえられ、処刑と、拷問が繰り返された。

施設の写真もあるがあまりにも禍々しいので自粛したいと思う。

内容も気になる方は体調の良い時に調べてみてもらいたい。内容もあまりに酷いため細かくは書かないことにする。

 

カンボジアはカンボジア人同士が殺し合い、むごたらしい形で多くの命が奪われた国である。その歴史は1975年と、歴史というにはまだ近すぎる過去である。

そのことも世間に知れ渡ったのは、かなり時間が経ってからだった。

この大量虐殺の末、今現在カンボジアに行っても40歳以降の人は極端に少ない。

私はがここに来ることは10年近く前から決まっていた。

当時、中学生か高校生なりたての頃、たまたまテレビをつけたらキリングフィールドのことを放送していて、何気なく見ていたら内容が衝撃的すぎて目を離せなくなったことを今でも覚えている。

キリングフィールドのキリングツリーについての内容だった。

あまりのむごさに、当時かなり落ち込んだのを覚えている。

これを自分はどうしても実際に訪れなければいけない気がしていた。

 

実際訪れてみて、人間の残忍さと、理不尽をひしひしと感じ、拷問部屋では鳥肌が収まらなかった。

 

実際調べる人は覚悟してみてほしい。しかし、できれば多くの人に知ってほしいと思った。

 

その夜のこと、屋台でごはんを食べようとしたが注文の仕方がわからなかった私は、そばでごはんを食べていた、女性に声をかけた。すると彼女は一緒に食べようと言ってくれ、ごはんを注文してくれた。

 

そして、たくさん話をし、カンボジアを案内してくれることになった。

バイクの後ろにまたがり、市場や、ローカルなところを案内してくれた。その後彼女の友達のお店を借りて髪を切ってほしいと言ってくれ、お任せで自由に髪を切らせてくれた。

こういった出会いが、私に美容師は楽しい。美容師になってよかったと思わせてくれる。

 

彼女とお別れし、宿に帰ると日本人の彼が声をかけてくれた。

3つ歳の違う彼が話しかけてくれ、2日間かたりあかした。彼は、カンボジアで単身働きに来ていた。大学生とは思えないほど多くを経験しており、尊敬できる友人だ。

 

互いに出会ってから短い時間だったが、これから先も繋がりつずけるだろうと確信していた。

 

別れ際にくれた、今なかなか手に入らないお酒の味すらこれから先も忘れないと思う。

そしてあれから1年半。来週から一週間タイに行く私は、現地でその彼と再会する。。。

 

過去の話はほどほどに、未来のことを夜が明けるまで語り合いたい。

2020.01.15|スタイリスト

赤井澤 剛

スタイリスト
仙台市生まれ。山、風景写真、キャンプ、自転車、温泉巡り、雑誌集め、読書、行ったことないところ巡り、動物
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